交通事故の後遺症での整形外科通い
わたしは高校生の頃、二輪でクルマと交通事故に遭ったことがあり、
その時に前歯を二本失い首を痛めてしまいました。
前歯の方はブリッジという治療法で新しく入れました。
決して今までと変わらないと言えるようなものではありませんでしたが、
もともと隙間が開いていた前歯がピシッと閉まって見た目は以前より良くなりました。
首の方はと言うと骨が一部曲がっているようなことを言われ、
二ヶ月間首を固定するコルセットのようなものをつけたままでした。
自覚はありませんでしたが、その間は左手や左足に力がうまく入らない状態でした。
夏の暑い時期でもあったのでとてもつらかったのを覚えています。
特に外科的な手術は行わず、このまま二か月が経過した頃には力も入るようになり
コルセットを外すことが出来たのですが、長時間読書などで下を
向く時間が長いと首が痛くなったり、寒い時期に痛みが出たり肩がこるように
なったりしました。しかしそれも最初の数年の話で、
徐々に首の痛みは気にならなくなっていました。
しかし事故から15年以上経過した昨年の冬ごろから首の痛みと言いますか、
肩甲骨周辺に痺れのような違和感が発生し、
ひどい時には寝返りがうてないほどになってしまい、整形外科を受診しました。
問診の後レントゲンで検査をしてもらうと、神経根症という診断でした。
首の骨の一部が変形することによって神経を刺激して痛みや痺れが出ると
いうものでした。医師に心当たりがありますかと聞かれると、
すぐにあの交通事故のことを話しました。
医師もおそらくその交通事故の後遺症だろうとのことでした。
筋肉を柔らかくする薬と痛み止めを処方され、
その薬を飲んでいるうちに治ったのですが医師が言うには
また再発しますとのことでした。きっかけは人によってさまざまなようですが、
わたしの場合は寒さが引き金なのかもとの話通り、
今年も症状が現れて整形外科に行きました。
今回はもう原因は分かっているので、問診と薬を処方されるだけでした。
まさか今更15年以上前の交通事故の後遺症に苦しむとは
思いもしませんでしたが、いまさら悩んでも仕方ないので
整形外科とうまく付き合っていきたいと思います。